日常のモヤモヤ

学業への熱意を持たない意識の低い大学生のわたしですが、先日受けたある授業の教師があまりにも見当違いなことを口にしたのでここで愚痴らせてもらいますね。

「君たちはご両親に学費を払ってもらってこの授業を受けています。僕が君たちならその学費分のことを吸収しようとして必死に授業聞くけどね。」
「例えば、コンサートみたいに1回の授業を受けるのにチケットを買う必要があるとする。そうすればそのチケットの分だけ学んでやろうという気になるでしょう?」  



……?
これを言っていいのは学費を出してくれているわたしの両親だけでは?その学費をもらっている教師が言うのはお門違いでは?
1年に60枚以上のチケットを買っているわたしから言わせてもらうとチケット代に見合わないパフォーマンスをされたら最初こそ価値を見出そうとするけど最終的にはその人の出る舞台にはもう2度と足を運ばないと思うし、全く関係のないことを頭の中で考えてたりもする。
まず、お金をもらってパフォーマンスする人間が「お前には6800円分楽しむ義務があるぞ!」ってあぐらかいてたら誰も観に来ないし付いてこないぞ……。

(そもそも学校の授業とライブ、舞台は全然違う世界で、こんな例え話を持ち出すこと自体ナンセンスではないでしょうか?)

この先生の「生徒は学費分のことを吸収しようという姿勢が大事。」というのは的を射ている。しかしそれと同時に「教師は学費分のクオリティの授業を提供しようという努力が必要。」であるし、両者のこの姿勢が確立された授業こそ本当に実りのある、学ぶに値するものなのではないでしょうか。

と、学ぶ姿勢のない甘ったれ学生は考えたわけであります。この授業が輪講でよかった。