CLUB SLAZY 初演DVDを観ました!

CLUB SLAZYについての私の知識と言えば「もっくんたちがカッコイイ衣装で歌って踊る」程度でした。
でも、俳優畑のお友達にSLAZYが大好きな子がいてSLAZYが最高に面白いというツイートを何度も目にしてどんどん観たいなぁと思うように。しかしシリーズものなので手が出しづらい。観に行こうかな〜どうしようかな〜って思っているうちにSLAZY4が開演してしまい……これはいつものように悩んでるうちに終わってしまうパターンかなと思っていたところ…。
ツイッターでフォロワーさんにSLAZY面白そうだってことを言ったら「1枚チケット余ってるんだけど行く?」と言っていただき、16日に行くことに!!

それに先立ち予習として、先述のお友達からSLAZY1と2のDVDを貸していただきました。(3は別の方に布教中とのこと…)
早速家に帰って再生!
まず、最初に歌われる歌が良い。かっこいい。これでもう心が掴まれる。再生開始すぐにわたしは悟る。「これは絶対面白いやつや」

CLUB SLAZYの設定が、悲しみを抱えた女性だけがたどり着ける場所。それを聞いてわたしは、イケメン俳優たちが観客に擬似的に甘い言葉を囁いてキャーキャー言わせるようなショーテイストの舞台を想像していました。その頃の自分をぶん殴りたい。決してそんな軽い舞台ではなく、歌とダンスだけで観客の心を開きワクワクさせるような、俳優さんたちの実力に圧倒される舞台でした。(初演がこれだからそれ以降に期待が増します)
そして緻密な設定と人間関係がストーリーを重厚にしている。登場人物ひとりひとりのキャラがしっかり立っているからでしょうか。そんな中でもわたしは米原幸佑さん演じるCBにやられました。小さい身体からでる大きくて力強い歌声。CB演じる米原さんの歌はマグダラのマリアでしか聴いたことがなかったため、そのかっこよさにびっくり。キャラクターもかっこいい。最初はただの俺様ポジティブナルシストだと思ってたんですが、途中から周りのメンバーを想う熱いところが垣間見えてそのギャップにやられる。あと金髪たまらん。
他の登場人物もみんな深くて、人間味があって、ところどころに感情移入できておもしろいです。これから2〜4にかけて掘り下げられていくのかと思うとワクワクです。

また、ショーの熱くてギラギラした楽曲と登場人物が葛藤の中で歌うしっとりとした少し悲しい楽曲。どちらも素晴らしい。わたしの貧相な語彙力ではまだこの衝撃を表現しきれません…。

物語の中でCSLに招かれる女性の立場でも見られて、かつ、それより一歩引いた目線でも登場人物の葛藤を見られる。この視点の変化がこの舞台を楽しむポイントなのではないでしょうか。

SLAZY1のDVD、1回観ただけじゃぜんぜんたりない!あと2回は観たいです。でも2もあるし……
とにかく16日のSLAZY4を楽しみに、できるだけの予習をしたいと思います!
また素晴らしい舞台に出会えました。お友達に感謝です。